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考える言葉

明日へのヒント「考える言葉」
 

成しとげる力

 
2025年06月16日(月)

 これも、書棚の整理をしているときに目に止まったものだが、『成しとげる力』(永守重信 著)という本がある。
 「分不相応でもかまわない。大言壮語でもいいから、気宇壮大な夢を抱き、その夢をあきらめずもち続けること。そうすれば、必ずや幸運の女神は微笑み、努力が報われるときがくる」(永守重信)。
 これからの人生100年時代、「どのように生きるのか・・・・・」、誰もが直面するであろうと大きな課題であるが、いずれにしても、“成しとげる力”を身につけておく必要があると説き、上記のように述べている。
 そして、“成しとげる力”をつける人の法則として、3つの要因を示唆している。
 ① まず、常日頃より準備と努力を怠らず続けていること。
 ② さらに、「先憂後楽」の生き方をしていること。
 ③ そして何よりも大切なこととして、どんなときも前向きに、未来を見据えて夢を
語ること。 
 これら3つの要因について、少し掘り下げて考えて見たい。
 先ず、➀について。「幸運の女神には前髪しかない」という古代ギリシャの諺があるように、チャンスがきたときに即断即決、自信もって踏み込めるよう、普段からの努力を怠らないことだ。
 さらに、②について。「先憂後楽」の生き方だが、先に苦労をしておけば、その苦労が報われたぶん楽しみも大きくなるという意味だろう。そうした心掛けで人生を歩んでいる人にこそ、幸運の女神は微笑むのである。
 そして③について。例え「大ボラ」と思われてもいい、熱く語れる夢・志を持ち続けることは、必ず“成しとげる力”を培い、本当に生きる喜びを感じることができるようになるだろう。
 IG会計グループが、ずっと提供し続けている「未来会計サービス」は、人や組織の“成しとげる力”をサポートし、強化するための仕組みを体系化したものである。
 「仮説~実践~検証」という経営サイクルを繰り返し、繰り返し、徹底してやり続けることによって培われる“成しとげる力”を大事にしている。
 小生は、創業の当初から、経営計画を策定することの重要性を説き、その策定のサポートをし続けたきた。そして、実感していることは、やり続けることによって、誰もが確実に“成しとげる力”を強めていったという事実である。
 やり続けている以上は、失敗はない。やり続けることこそ、“成しとげる力”であると強く確信している。

           ”考える言葉”シリーズ(25-21

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