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考える言葉

 

第20回NN大会

 
2019年09月17日(火)

 先週末(12~13日)、今年もホテル椿山荘東京で『NN構想の会・第20回全国大会』を開催することができた。
 
 今年は、第20回目となる節目の大会でもあったが、過去最高で470名ほどの職業会計人及び関係者のみなさんが全国各地から駆けつけてくれた。壇上から開会の挨拶をさせて頂くときは、満席となった会場を見て、感謝の気持ちがいっぱいで、身が引き締まる思いであった。(毎回そうであるが・・・)
 
 2000年(平成12年)に、「新しい時代のパラダイムに貢献できる“日本の礎”を構築するために、会計業界のフロンティア集団を目指す」を合言葉(理念)にスタートする。
 
 亀の歩みではあるが、世の中の進化に貢献する「社会的インフラ」としての自覚を高めながら、一歩一歩確実に目的に向かっているように実感している。
 
 全国各地から参加してくれる多くの会計人の熱意、17の支持団体の無私の協力、そして協賛企業の方々の励ましの言葉など、当大会が醸し出す全体の雰囲気からそう感じるのである。
 
 さて、今大会のテーマは『限りなき創造・変化への挑戦~楽しく、豊かで、エキサイティングな一年にしよう』である。
 
 節目と共に、これからの5年ないし10年後、その先の時代環境の変化を見据えたとき、私たちの未来に対する担うべき役割の重さを自覚し、その巡り合わせを真摯に受け止めたとき、楽しく、豊かで、エキサイティングな日々を過ごそうと決意・・・・・。
 
 大会第1日目、「基調講演」は渋澤健氏(実業家で、渋沢栄一の子孫)による『渋沢栄一の「論語と算盤」で未来を拓く』であった。
 さすがである。「と」の力(分離から統合へ)など、「論語と算盤」(小生の座右の書)を新しい視点で読み直す機会を頂戴し、非常に得した気分になった。「論語読みの論語知らず」にならないように、学んだことを正しく実践したいと思う。
 
 続いて、「パネルディスカッション」の第一部と第二部。支持団体の代表自らが登壇し、それぞれの立場から会計業界の未来をどう予見し、創造していくべきかについて忌憚のない意見を語って頂いた。そのあとに続く「情報交流パーティー」会場でも、その内容について盛り上がっていたようだ・・・。
 
 第二日目の支持団体主催の「分科会(A~G)」も7会場に分かれて行われたが、選択に苦労するくらいにどれも充実した内容であった。「主催する側と参加する側」の思いが一致しつつ、「と」の力で、シナジー効果が生じてきているのであろう。
 
 来年以降も原点を忘れることなく、もっといい企画を目指したいと思う。(感謝!)
 
”考える言葉”シリーズ(19‐33)