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考える言葉

 

SDGs

 
2019年11月11日(月)

数年前から、気になっていた動向の一つに“SDGs”がある。そこで、3連休の間にそれに関する本を読んでみた。
 
 “SDGs”(エスディージーズ)とは、「Sustainable Development Goals」という英語の頭文字を取った略称のことで、「持続可能な開発目標」と訳されている。
 
 “SDGs”は、2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年までの15年間で達成するために掲げた目標である。
 「2030アジェンダ」という文書のなかで、「17のゴールと169のターゲット」が掲げられている。(外務省のホームページ参照)
 
 “SDGs”の主たる目的は何か・・・?
 
 「人間、地球及び繁栄のために、みんなで共有すべき持続可能な成長戦略を描き、その達成のための行動目標を明確にして、チャレンジしよう」ということであろう。
 
 行動目標としては「17のゴール」を掲げてあるが、大きく三つの世界的な課題(困り事、ニーズ)に分けて、とらえることができよう。
開発途上国としての課題(貧困や飢餓、健康や教育や安全な水など・・・)
先進国としての課題(エネルギー、働きがいや経済成長、住環境としてのまちづくりなど・・・)
将来の地球環境としての課題(気候変動、海や陸の豊かさ、平和と公正など)
 以上の問題は、日頃から新聞やニュース等でも見聞きしていることであるが、聞き流してしまっているのが実情だ。
 
 日本政府は、「SDGs推進本部」(首相官邸)を設置し、➀ People(人間)、➁ Prosperity(繁栄)、➂ Planet(地球)、④ Peace(平和)、⑤ Partnership(パートナーシップ)という視点から、8つの優先課題に絞り込んで、取り組んでいるという。
 
 さて、私たち個人や企業は、“SDGs”の問題に対してどのような関わり方をしていけばよいのだろうか?
 
 私たちを支えてくれている環境の問題なので、無関心ではおれないと思う。先ずは関心を持つことからはじめたい。そして、ワクワクするようなテーマを見つけてそこからはじめてみるのが現実的で、持続的な行動に結びつくと思う。
 
 小生には、夢がある。それは農業城下町構想を実現すること・・・。
都会への一点集中主義がはじまり、地方の過疎化、若者の農業離れ、食糧自給率低下等々。
 
 田舎に行くと、自然がたくさんある。自給自足の生活も可能だ・・・。
いっそのこと、農業を中心に町づくりをしよう!まさに、ワクワクするテーマで、サステナビリティだ!
 
”考える言葉”シリーズ(19‐41)