1998年07月21日(火)
マイケル・ジョ-ダン(MichaelJordan)は´63年、ニュ-ヨ-ク・ブルックリン生まれ。世界中にその名を知られる、全米NBAプロバスケットボ-ル・プレイヤ-。
その彼が、次のように語っている。
「人間は誰しもが頂点に立てるわけではない。しかし、努力次第でそこに限りなく近づくことはできるし、そのことこそが何よりも大切なのだと私は思う。
何ごとであれ、私は一番になることを最終目標にしてきたが、そのためにまずは小さくて短期的な目標を立て、とりあえずそこに一歩一歩近づいていくようにした。そしてその目標が達成されると、また次の、頑張ればどうにか達成できる程度の手ごろな目標を設定するようにしていった。こうした一つひとつのステップにおける成功が、次の成功へと繋がった。そのたびに私は、自分がどこをめざすのか、どんな人間やどんなプレイヤ-になりたいのかを、心の中にはっきり思い描くことを忘れないようにした。自分が最終的にめざすものを正確に認識し、そこへ行き着くことに気持ちを集中した。逆に言えば、小さなステップをクリアするたびに少しずつ増してきた自信によって、次の挑戦に集中することが可能になったのである。
その過程で私はたくさんの人にアドバイスを求めた。ある意味では私は出会ったすべての人に対して「どうか私を助け、私のとるべき方向を教えて欲しい」という態度で臨んできたと言ってもいい。それは決して恥ずかしいことでもないし、臆病になることでもない。
どんなことに取り組むときでも、こういったアプロ-チの仕方は有効だと思う。結局私はバスケットボ-ルの選手になったわけだが、たとえばあなたの最終目標が医者になることであっても、これまで述べてきた方法論は同じように適用できるはずである」
(「セルフヘルプ」フロンティア出版)
(1)高い志を持って、目指すべきゴ-ル(最終目標)を明確にすること
(2)短期目標を掲げ一歩一歩積み上げること(Stepbystep)
(3)自ら進んで、人にアドバイスを求めること