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考える言葉

 

改めて思う

 
2000年01月31日(月)

 帝国ホテル(東京)で開催された新春全国経営者大会(1月25~27日)に参加した。大前研一氏の講演から始まり、多くの論客が日本経済の動向について、持論を展開した。論調としては、バブルが崩壊した90年代を「日本の失われた10年」と位置付け、今年からさらに本格的な構造改革が断行され、新しい時代に向かって総決算が始まるであろうという見方が多かったと思う。

「自立できない企業は生き残ることはできない」
「これからの市場へ事業領域を設定せよ」
「事業領域をどこにフォーカスするか」
「自己変革は自己否定から始まる。オールクリアーせよ」

「どうなるかではなく、どうするかである」
「伸びているところへ自分のビジネスをすりよせる」
「自己投資を徹底せよ」
「自分の頭で良く考えてくださいよ」

「原因も処方箋も社員が知っている」
「シロートの経営者のところが駄目になる」
「志・ヴィジョン・戦略を明確に描きなおせ」

「インターネット革命を無視することはできない」
「目的意識を先ず持つこと、本質的なことをやっているか」
「業績低迷・転落企業の社員の意識、他人が悪い、自分は悪くない」
「平均ということは何の意味も持たない時代である」

 “時代の価値観”が大きく変わろうとしている。過去の成功体験を捨て去り、自らが生まれ変わる、自己革新をやり続けるしか生き残れないことをはやく自覚するしかないと思う。自らの頭でしっかりと考えるしかない。自分の中に全てに原因があるということだろう。

 今日における経営者の悩み、その問題の解決の糸口は「経営人間学講座」(竹内日祥上人)で語られる“高い思想・高い価値観”の中にすべて在るように思えてならないのである。少なくとも私はそのように確信している。今大会に参加して、改めて強くそう思う。

 2月3日、“経営人間学講座入門篇”長崎顔見せ講演は、絶好の機会だと思うが、ぜひ参加しては如何ですか。

 新しい日本を築くために共に学びたいと考えています。