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考える言葉シリーズ

明日へのヒント「考える言葉」
 

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2020年06月01日(月)

コロナショックの経済に及ぼす影響は、リーマンショック時を上回る規模になるであろうと予測されている・・・。

 「コロナ、大倒産・失業時代が来る」と多くの週刊誌等で書かれてある。すでに経営破綻に追い込まれた企業も、宿泊・ホテル関連のほか、飲食業やアパレル関連など、インバウンド需要や個人消費に支えられていた業種が多いという。

 コロナショックによる経済活動の縮小が、企業の倒産・廃業の一義的な要因であることは相違ないと思うが、従来から、中小企業の抱えている本質的な課題が、顕在化してきたことにあるのではないだろうか。

 その一つは、事業承継の問題である。
 今、全国の中小企業うち127万社が後継者未定だといわれているが、何とか踏みとどまってきた経営者のなかに、背中を押されたかのよう廃業へと心が傾いている人たちがいるという・・・。

 もう一つは、財務体質の問題である。
 中小企業には内部留保が少ないため、経営環境の変化への適応が難しい。しかも、手元流動性比率が1.9ヶ月しかなく、2~3か月間の売上がない状況が続くと資金ショートしてしまう・・・。つまり、「バランスシート劣化型」の倒産が懸念される。

 以上の二つの問題からしても、もっと経営の本質のところから再考し、なすべき課題は何かを明確にして、“目標設定”する必要があるだろう。

 上記二つの問題は、いずれも経営の本質にかかわってくる課題なので、小手先のテクニックで解決できるものではない。当然ながら、相当の時間を要するもので、中長期的な“目標設定”が必要となるものである。その意味においても、いつまでも決断を先送りにできない。
 
 では、どうすればいいのだろうか?
 
 先ずは早く、俎上に載せるところから始めるべきであろう。具体的には、IGグループで毎月開催している『中期5ヶ年計画策定セミナー(将軍の日)』に参加して、「5年後のあるべき姿」をじっくりと思い描くことから始めるのが、唯一最良の手段だと考える。

 現状分析を徹底して行い、あるべき姿を思い描く。その差を埋めるために何をなすべきか、一日で浮き彫りにされ、具体化する。それらの一つひとつを形にする。つまり、“目標設定”していくのである。「使命→成果→目標→貢献」という、なすべき経営課題が明確になってくる。

 アフターコロナを、ぜひ『将軍の日』で乗り越えていきたいと思う。
 
“考える言葉”シリーズ(20‐20)
 
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