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考える言葉

 

『六中観』~人生の一原則

 
1997年03月31日(月)

(1)忙中閑あり
    繁忙の中から取ってきた時間でないと本当の生きた時間ではない。

(2)苦中楽あり
    苦中の楽こそ本当の楽で、楽ばかりでは人を頽廃させる。

(3)死中活あり
    「身を棄ててこそ浮かぶ瀬もあれ」である。

(4)壺中天あり
    自分の現実生活の中に別天地を持つこと。いかなる壺中をもつかによって
    人の風致が決まる。

(5)意中人あり
    自分の心の中に持つべき人がいること。

(6)腹中書あり
    人間が哲学を持っていること。