想像力

 
2017年10月30日(月)

 次年度の方針や目標を思い描くためのIG合宿(23日)が間近になってきた。この時期いつも感じるのが、「光陰矢の如し」である。

 一年365日、一日たりとも無駄にしたくないと思いを込めて、1990年(平成2年)から始めて28年経つ。合宿の醍醐味というか、楽しみは、“想像力”を働かせる時空にあると思っている。

 次年度は、中期5ヵ年計画の4年目になる。完成まであと2年あるのだが、合宿の準備をするにあたって、こんな発想が思い浮かんだ。「来年一年間で、5年分の仕事をしたらどうなるのだろうか?」と。

 過年度において未達成の目標はもちろん、一年前倒しして5年分の目標を来年一年間で済ませることができたら・・・。一年でできることを考え、計画化するのではなく、5年間でやるべきことを一年でやってしまうという強い信念をもって考え抜く合宿にしたらどうなるのだろう。

 そのためには、今までにない発想はもちろん、相当逞しい“想像力”を働かせないと計画書を仕上げることはできないのではないだろうか。しかし、何か、年甲斐もなく、ワクワクドキドキの気分である。

 この発想には、伏線がある。東京の某先生と、日経新聞の次の第一面トップ記事(106日付)について話していたときである。

 『大廃業時代の足音・・・中小「後継未定」127万社』

 日経は、最近、中小企業の事業承継問題について警鐘を鳴らし続けている。その時ふと考えたのは、「この社会的問題を解決する最適任者は誰か?」

 未来会計というサービスを通して、中小の経営者と共に未来のあるべき姿を描くお手伝いをしている、われわれ会計人こそ最適任者ではないかと・・・。然も、会計業界は従来型の仕事だけでは、その存在性が薄れていくと言われているのである。

 概算ではあるが、127万社すべてを廃業から救おうとすれば、未来会計サービスを提供できる会計人が85千人は必要となる。これをビジネスとして換算すれば、一兆五千億円の市場となる。(Ja‐BIGは、そこを目指している会計人のネットワークである)

 “想像力”とは、ヒラメキを自由に思い描く力で、価値あるものを創造していく思考力だといえよう。

 今の時代において、新たな成長戦略を描くとき、社会的な問題に焦点を当て、自分に何ができるのかという視点から、“想像力”を働かせることが肝要である。

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