明日へのヒント「考える言葉」
 

頭でっかち

 
2018年05月21日(月)

 学生の頃に、“頭でっかち”という言葉をよく耳にする機会があったが、もうずっと忘れていたような気がする。先日、ある人から次のような示唆があって、“頭でっかち”という言葉が記憶の中から、ふと蘇ってきた。

 「会計人って、数字のプロですよね・・・。財務分析の手法も知っていて、分析報告書もつくれる。ただ、それを活かしてビジネス提案をして、コンサルティング業務に結びつけている人がどれだけいるのかというと、疑問ですよね・・・」
 
 鋭い指摘だと思う。知的サービス業である以上、専門的知識の習得は大切な仕入業務であり、それを怠るようでは論外である。問題は、それらをうまく活用し、顧客に喜んでもらえるように価値化できるかどうかである。
 「知は行の本なり。行は知の実たり」(『覚悟の磨き方』超訳吉田松陰)という言葉がある。王陽明の『知行合一』と同義だと考えるが、「思考して、行動してこそ価値が生じる」という意味であろう。
 
 知識の習得は手段であって、この活用の先に目的がある。つまり、「何のために学ぶのか?」をつねに自問自答する必要がある。
 「あるべき姿(理想、志、目的)を明確に描き、現状との差を明らかにする」。そして、その差(=課題)を埋めるために何を学び、身につける必要があるのか(手段)、この手順を踏んでいる人は、“頭でっかち”にはならない。なぜなら、目的と手段が合致しているからである。
 
 IGグループでは、「学後の実践」を心掛けるように意識している。セミナーや研修に参加して学ぶことも大切であるが、もっと大事なことはお客様に喜ばれるように仕事に活かせるかどうかである。
 
 『覚悟の磨き方』の本を読み進んでいると、松陰の次のような言葉に出逢った。
 「知識は、過去のこと。行動は、今これからのこと。したがって、行動を起こす前には、まず知識を疑うこと。」
 まさに、これこそ胆識力を磨くベースとなる発想だといえよう。
 アンラーニング(学習棄却)という言葉はあるが、知識の入れ替えはいつの時代においても大切なことである。特に、“頭でっかち”の人間にとっては、デッドストックだらけの自分を自覚することから始めるべきだ。
 
 歳をとると、物忘れが激しくなる。その原因の一つは、タンスの引出しの中ように、ムダな知識を詰め込んだからだという。
 “頭でっかち”だと行動が鈍る。日頃の整理整頓が肝要である。
明日へのヒント「考える言葉」
参加の皆様と意見交換を通し、共に学ぶ場「考える分科会」
 
「考える言葉」シリーズ筆者である 
 弊社代表 岩永經世自身が講師を務め、
皆様にわかりやすく解説し、大変好評頂いております。
 
・幹部社員の教育の一環として
・ご自信の価値観を学ぶ場として
 
皆様のご参加、お待ちしております。
■ 2018年 考える言葉分科会開催日 ■
1月9日(火)
2月5日(月)
3月5日(月) 4月2日(月)
5月8日(火) 6月11日(月)
7月9日(月) 8月6日(月)
9月3日(月) 10月2日(火)
11月5日(月) 12月17日(月)
 
※都合により、日程変更になる可能性があります。参ご希望の方は事前にお申込みをお願い致します。
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