本文へ移動

考える言葉シリーズ

明日へのヒント「考える言葉」
 

ファイナンス思考

 
2020年09月21日(月)

 「今のご時世、PLよりもBSを重視した思考が大切だ」と、ずっと前から折に触れて語ってきたことである。
 なぜなら、PL(損益計算書)重視だと、過去の結果にとらわれて、目先の売上や利益を稼ぎ出すことを目的として、短絡的な思考に陥ってしまう・・・。
 その点、BS(貸借対照表)重視だと、現時点における会社の財政状態(保有する経営資源)が把握でき、どこをどのように改善・改革すれば、安全性がより高まり、企業価値を高めていけるかと、未来志向的な発想が生まれてくるからだ。
 友人からの送呈だが、『ファイナンス思考』(朝倉祐介 著)は、上記のことを、実に論理的に体系化された良書である。少し、紹介をしたい。
 ◉ まず、“ファイナンス思考”とは何か?
 「会社の企業価値を最大化するために、長期的な目線に立って事業や財務に関する戦略を総合的に組み立てる考え方」と定義している。
 つまり、その目的は企業価値を高めることであり、そのためには長期的な視点に立った逆算的、戦略的な思考であるべきだとしている。
 ◉ 要するに、“ファイナンス思考”の特徴は、次の三点にある。
  ①価値志向(将来にわたって生み出すキャッシュフローの総量)
  ②長期思考(長期、未来志向、自発的)
  ③戦略志向(経営のアプローチが戦略的、逆算型)
 ◉ そして、“ファイナンス思考”は、企業価値を最大化するために、次の4つの活動を行う。(ファイナンスの4つの側面)
  ①外部からの資金調達
  ②資金の創出
  ③資産の最適配分
  ④ステークホルダー・コミュニケーション
 このように考えると、経営のプロセスはまさにお金の流れ(調達~運用~配分)であることが良くわかる。
 “ファイナンス思考”は、『稲盛和夫の実学(会計と経営)』(稲盛和夫 著)の中に、「会計がわからんで経営ができるのか」という名言があるが、その言葉を思い出させる内容であった。
 会計は決して後追いの仕事ではない。経営者とともに、未来を創造していくための羅針盤、“未来会計の普及”を使命としたいと改めて意を強くした次第である。
”考える言葉”シリーズ(20‐35)
考える言葉分科会

経営改善にお悩みの経営者の為の 経営計画作成セミナー
本気で経営を良くしたい経営者へ 無料電話相談実施中
経営計画作成のすすめ

Intelligent Group
IG会計グループ
〒850-0035
長崎県長崎市元船町14-10橋本商会ビル4F
TEL.095-826-1311
FAX.095-826-3225
岩永会計グループ
アイジータックス税理士法人
[長崎事務所]
株式会社IGプロジェクト
株式会社IGブレーン
株式会社IG戦略室
有限会社アイジー新会計
株式会社T&I
[宮崎]
  アイジータックス税理士法人
  株式会社中村会計事務所
●IGブレーン宮崎株式会社
[大分]
●株式会社IGブレーン大分