本文へ移動

考える言葉シリーズ

明日へのヒント「考える言葉」
 

場のマネジメント

 
2021年09月06日(月)

 前回の”考える言葉”シリーズ(21‐34)で紹介した『経営を見る眼』(伊丹敬之著)の中で、“場のマネジメント”という概念を提唱してあるので、考えてみたい。
 周知のとおり、従来の経営システムは、主にタテ(上下関係)の影響をきちんと与えることを目的とする仕事の「仕組み」の枠づくりである。
 しかし、世の中はタテばかりではなく、ヨコもある。
 そして、著者のいう“場のマネジメント”とは、「仕事のプロセスの中で人々の間のヨコの相互作用を活発化させ、導くような枠づくりである」という。
 氏は、「場」を次のように定義している。
 「場とは、人々がそこに参加し、意識・無意識のうちに相互に観察し、コミュニケーションを行い、相互に理解し、相互に働きかけ合い、相互に心理的に刺激をする、そのプロセスの枠組みのことである」
 つまり、場とは、人々のヨコの相互作用のプロセスの「容れもの」だといえる。このように考えると、“場のマネジメント”の原点は、チェスター・バーナードの組織論の考え方にあるといえるだろう。
 バーナードは、組織を「協働行為の体系」であると定義し、その成立要件として次の3つを掲げている。
 ①共通の目的、② 協働意欲、③コミュニケーション。
 つまり、関係性思考の価値観(=統合の価値観)をベースに、組織を構成するメンバーの主体性・自律性を促し、自己組織的にゴールを目指して動いていくような場を生成し、「場のかじ取り」をしていくこと。それが、“場のマネジメント”の意図するところであろう。
 “場のマネジメント”の背後にある人間観は次の三つであるという。
 ①人間はつねに周りを見ている
 ②人間は実に多様な情報メディアへの感覚能力を持っている
 ③人間は個人ではあるが、全体という名の衣をまとった個人である
 場に関する以上のような考え方を十分に考慮して、組織の中で、人々の間の「情報的相互作用」と「心理的相互作用」が十分に機能するようにマネジメントする必要があるだろう。
 こうした「場の生成」により、自己組織化の機運が高まり、場にエネルギーが生まれれば、一人ひとりがもつポテンシャルが活かされる組織となるだろう。
 自己組織化のためにも、“場のマネジメント”を深く考えてみたいと思う。
 
                   ”考える言葉”シリーズ(21‐35
考える言葉分科会

経営改善にお悩みの経営者の為の 経営計画作成セミナー
本気で経営を良くしたい経営者へ 無料電話相談実施中
経営計画作成のすすめ
 

 
2021年04月05日(月)

 ある書物の中に、「“夢”は成功の燃料である」という一節があった。
 “夢”がなければ、意義ある成功は手に入らない。エンジンの性能がいくらよくても、燃料がなければ車が走らないのと同じだという。・・・全く、同感だ。
 小さい頃から、「“夢”や希望を持って生きなさい!」と学校の先生をはじめ誰彼となく言ってくれていたし、“夢”を描くことの大切さを教えられながら育ってきた。
 私自身、今もそうだが過去においても、“夢”を想い描くことによって、多くの欲求・願望を満すことができたし、成長してこれたと確信している。
 ここでいう“夢”とは、現実からはなれた空想や楽しい考えであり、将来実現させたいと思っている事柄である。
 そして、私たちが描く“夢”にも二種類の“夢”があると考える。
 ①一つは、私的な“夢”の描き方。
 ②もう一つは、公的な“夢”の描き方。
 歳を重ねるにつれて、どちらかというと、①よりも②のほうのウェートが高くなってきているようだ。それと、「公的な“夢”(社会)を実現することが、私的な夢(個人)の実現につながるのだ」という一体感を感じることができるよう心境になってきているような気がする。
 そのような“夢”を描くための心得とは何か?
 ①自分が叶えたいと願う“夢”は道理にかなっているだろうか
 ②その“夢”が実現できたら世のため人のためになるだろうか
 ③そして、その“夢”の実現は自分のためになるのだろうか
 以上、①~③の条件がすべて満たされることが最善だと考える。そのためには、分離思考ではなく、統合の価値観を学ばねばならないと思う。(『経営人間学講座』)
 IG会計グループでは、創業の当初から「経営計画」を作成するお手伝いをずっと行ってきているが、小生は「経営計画」を作成する目的は、経営者の“夢”(理念、哲学、想い、志など)を具現化すること、つまり「形」にすることだと思っている。
 未来会計(MAS監査サービス)を通して、「あるべき姿(夢)」を描き、「現状」との差を明確にし、「その差」を埋めるために何をなすべきか(戦略と戦術)を考えて、実行していく。
 「仮説~実践~検証」の仕組み(経営サイクル)をしっかりとつくり、健全経営をサポートして、世の中から「倒産の二文字」をなくしたい。
 今、小生が職業会計人として、思い描いている“夢”である。
 
                   ”考える言葉”シリーズ(21‐14
考える言葉分科会

経営改善にお悩みの経営者の為の 経営計画作成セミナー
本気で経営を良くしたい経営者へ 無料電話相談実施中
経営計画作成のすすめ

Intelligent Group
IG会計グループ
〒850-0035
 長崎県長崎市元船町14-10橋本商会ビル4F
TEL.095-826-1311
FAX.095-826-3225
岩永会計グループ
アイジータックス税理士法人
[長崎事務所]
株式会社IGプロジェクト
株式会社IGブレーン
株式会社IG戦略室
有限会社アイジー新会計
 株式会社T&I
[宮崎]
  アイジータックス税理士法人
  株式会社中村会計事務所
●IGブレーン宮崎株式会社

[大分]
●株式会社IGブレーン大分