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考える言葉シリーズ

 

未来の記憶

 
2018年11月26日(月)

先週の”考える言葉”シリーズ(18‐40)で紹介した『企業生命力(TheLivingCompany)』(アリー・デ・グース著)の本の中で、紹介してあった“未来の記憶”(Memory of the Future)について考えてみたい。

 この考え方は、小生が推奨する「未来会計を経営に活かすことの重要性」を端的に表現しており、参考になる。

 “未来の記憶”という思考を提唱したデービット・イングバール(ルンド大学教授)によると、「人間の脳には絶えず未来を予知する能力があるという。毎日の生活で、我々は本能的に時々刻々、未来への行動計画・指針を想像している」という。

 

 例えば、「もし、あることが起これば、自分はこうしよう」という具合に、起こりうる活動を時系列に順序立てて整理する。これは、予測でも予言でもなく、仮定の下で予想される出来事である。つまり、未来に予想される出来事を行動の選択に結びつけることを意味している。

 

 脳はこのように時系列的な思考をし、記憶するという。つまり、未来に記憶を持ち、想像の中で絶えず作り替え最適化を図りつつ、未来と現在のあいだの時間の経路を行き来するのだ。イングバールは、こうした思考を“未来の記憶”という言葉を使って表現している。

 

 これはまさに、あるべき姿を描き、現状との差を認識する。その差を埋めるために目標設定して、「仮説~実践~検証」という経営サイクルの仕組みをつくり、運用するという未来会計の基本概念である。

 

 “未来の記憶”とは、脳内活動であり、人間の言語能力と認識力に関係があるという。

 

そして、次のような効用があるという。

 「“未来の記憶”は脳内にインプットされる沢山のイメージや感覚を識別して、それらを関連付ける働きを持つらしい。我々は、予想される未来に関する記憶と合致するものを意味あるものとして認識する・・・・」

 

 つまり、“未来の記憶”に伴う行動を引き起こさせる。さらに、“未来の記憶”がフィルターの役割をして、多くの人たちにとって避けられない情報過剰を緩和する役割を果たしてくれるのだという。

 

 自らが想像する“未来の記憶”が、自らの行動の選択に大きな影響を与えているとするならば、「仮説~実践~検証」の経営サイクルを習慣づける未来会計サービスの実践は、企業経営にとって極めて重要な意味をもっていると言えよう。

 

 経営計画の策定は、まさに“未来の記憶”を活用するためにあるといえよう。

 

”考える言葉”シリーズ(18‐41)

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