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熟慮断行

 
2018年09月03日(月)

 “熟慮断行”とは、十分に考えた上で、思い切って実行するという意味である。

 『孫子を読む』(武岡淳彦 著)の中に、次の一文が紹介してあった。
 「弱体な国家は、常に優柔不断である。決断力に欠ける人々が、いかにまじめに協議しようとも、そこからでてくる結論は、常にあいまいで、それゆえ常に役立たないものである。また、優柔不断さに劣らず、長時間の協議の末の遅すぎる結論も、同じく有害であることに変わりない」(マキャベリの『政略論』)。
 経営者であれば、誰もが同意する内容であろう。だが現実には、不決断の壁に悔いることが多いのではないだろうか・・・。ビジネスでは商機というのがあり、そのタイミングに乗るか否かで商談の可否が決まることが多い。
 にも拘らず、なぜ不決断になるのか?著者は、その原因を『孫子』を引用し、次のように考えている。
 「算多きは勝ち、算少なきは勝たず」(孫子)の算が読めず、迷ってしまう(心が逃げる)からだという。ではどうしたらいいのか?「進みて名を求めず退いて罪を避けず」(孫子)であり、邪心を去れ、邪心がなければ迷うことはないと示唆してくれている。
 不決断、迷いの本質は、邪心にあるという。先ずは、意思決定において大切なことは、邪心を捨てること。すなわち、哲学・理念・信条に基づいて、論理的に行う必要があるのだという。蓋し、同感である。
 さて、“熟慮断行”についてだが・・・。
 “熟慮断行”の根本には、哲学・理念・信条が反映される必要がある。そして、達成すべき目的や目標に対して、次のような手順で戦略的な展開を行い、実行の可能性を高めていくことになる。
 ① 先ず、情報の収集と分析を行う
 ② ①に基づいて、統合的な状況判断を行う
 ③ ②に基づいて、実行可能な行動計画を作成する
 そして、組織全体で行動計画の共有化を図り、実行に勢いをつくることが肝要だと考える。
 IGグループで提唱している「未来会計サービス」の本質は、“熟慮実行”による意思決定をオペレートするのに有効な、目標管理システムにあると考える。
 さらに、「仮説~実践~検証」の経営サイクルを繰り返し行うことによって、仮説の質が高まり、意思決定の必然性が高まっていく。まさに、経営者の“熟慮断行”をサポートする考え方、仕組みではないだろうか。

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