2020年08月31日(月)
テレワーク(telework)とは、「tele=離れた場所とwork=働く」を合わせた造語で、職場から離れた場所で働く勤務形態をいう。その一つとして、“在宅勤務”が何かと話題になっている。
“在宅勤務”という雇用のあり方は以前からあったが、コロナの影響で急に注目を浴び、かなり広がりつつある。そして、IT化の環境の中で“在宅勤務”が定着し、働き方の常識になるのではないという声さえある。そんな中、賛否両論の意見が飛び交っているようだ。
賛成者は、次のようなメリットを指摘している。
- まずは、通勤時間がなくなること。これは最も大きなメリットで、その時間を有効活用できれば、仕事の効率化やモチベーションを高めることとなる。
- 邪魔がなく、業務へ集中でき、生産性が高まる。
- 育児や介護と両立しやすくなる。
- 勤務地に制限がなくなる。
- 仕事の時間を自由に決められる、人間関係の煩わしさがなくなるなど・・・。
反対者は、次のようなデメリットを指摘している。
- 仕事とプライベートの切り替えができない
- 孤独を感じやすくコミュニケーションが難しい
- 正当な評価が受けにくい
- 自己管理ができない人は難しい
ざっと、“在宅勤務”には、以上のようなメリット・デメリットが挙げられる。
そこで“在宅勤務”のメリットを生かしつつ、生産性をあげるためには、次のような創意工夫が必要となる。
- 家の労働環境を整えておく
- タスク管理ツールを用意しておく
- 細かく勤怠や進捗状況を報告する
- スケジュールを決める
小生は、テレワーク(telework)の賛成派である。但し、自己管理が徹底してできる人(主体性があり、かつモラリストであること)が前提である。
将来、“在宅勤務”を普通に選択できような組織文化をつくるために、IG式目標管理を徹底して行い、相互に信頼し合えるような人間関係を構築していきたいと考えている。真のプロフェッショナル集団であるならば、当然のことだと思うのだが・・・。
”考える言葉”シリーズ(20‐32)