1998年07月27日(月)
マイケル・ジョ-ダンは根本原理(基本あるいは基礎をなすもの)の重要性について次のように語っている。
「何ごとをなすにも、そのことに関する根本原理をしっかりと理解し、つねにそれに則って行動することが極めて重要である。・・・・・
ところが中には、この根本原理を軽視し、端折ってしまう人がいる。彼らは楽をしてすぐに満足を得たいがために、必要なステップを省略してしまうのだ。これはたとえば、傑作を作曲することばかりに気をとられて、面倒な音階の勉強を避けてしまうようなものである。こういうことをしていると、最初のうちは何とかごまかすことができていても、やがては命とりになってしまう。
ここで言っている根本原理には、適切な技術や、そのことに取り組むための倫理、あるいは心の準備といったものまでが含まれるが、こうしたものを軽視した瞬間、あなたは成功から決定的に遠ざかってしまうのである。根本原理を理解すれば、作業全体がどんなふうに進のか、ものごとの全体像が自然と把握できるようになる。そうすれば何事にせよ、あなたはより多くの成果をあげることができるようになるであろう。
絶えず自分がやろうとしていることの根本原理を再確認しなくてはならない。根本原理自体は決して変化することはないが、それに対するあなたの注意力が、次第に散漫になってしまう危険性があるからだ。
ものごとには正しい方法と間違った方法があること、根本原理をしっかり固めることを自覚していれば、何を行うにしてもそのレベルは格段に上がるだろう。」
(『セルフヘルプ』フロンティア出版)
(1)何事も成功するためには、根本原理(基本)が大切であること
(2)根本原理には適切な技術(能力)だけではなく、そのことに取り組むための倫理
あるいは心の準備まで含まれること
(3)絶えず自分のやろうとしていることの根本原理を再確認すること
(2)根本原理には適切な技術(能力)だけではなく、そのことに取り組むための倫理
あるいは心の準備まで含まれること
(3)絶えず自分のやろうとしていることの根本原理を再確認すること