考える言葉シリーズ
1997年06月16日(月)
『一日不作、一日不食』百丈和尚(俗性は王、名は懐海。749 ~814 )の言葉。
「一日働かなかったら一日食わない」という意味であるが、単に勤労主義、勤労尊重の標語なんていうあっさりしたものでなく、この生この一時を本当に生きた人で、そこから滲み出た生命の言葉である(安岡先生)
人間いかにあるべきかという、人生の目的を真剣に考えてみる必要がある。
“人間は世の中の進化・向上にお役に立つことを使命として生まれている”
だとするならば、生きがいは仕事以外にはありえないのである。ゆとりも遊びもレジャ-もその他いろいろな事も仕事の成果の上に乗っかっているからこそ楽しいのである。
“仕事は誰のためでもない、自分のための仕事である”
自分の仕事をとにかく好きになることである。好きになれば熱中できる。熱中すれば必ず成果は上がるのである。
“一日働かなかったら一日食わない”
しっかりと、肝に銘じておきたい言葉である。