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“考える言葉”シリーズ

 

けじめ

 
2019年07月08日(月)

 毎日寝起きの30分、『道をひらく』(松下幸之助 著)を読むようにして一週間以上が経つが、気づかされることが多く、日々新たな気分である。
読書って、ホントにお金のかからない自己投資ですね・・・。
 
 今回は、「仕事をより向上させるため」には、“けじめ”が大事だということを改めて気づかせてもらった。
 
 よく考えてみると、仕事に限ったことではない。朝起きてから夜寝るまで、私たちの日常性は、習慣化された“けじめ”の中で生かされている。朝起きたら顔を洗い、「おはよう!」とあいさつを交わす。夜寝るときも同じである。
 
 松下幸之助さんは、何事をするにも、この“けじめ”のつけ方が大事だと説く。
形に捉われる必要はないが、ふだんの諸々の行為に対して、どれほどに“けじめ”を意識しているだろうか・・・。
 
 「岡目八目」という言葉があるように、他人の行為についてはよく見える。
 
“けじめ”がある人とそうでない人、つまりだらしない人とでは、一目瞭然である。
じゃ、自分はどうかと問うと危なっかしいところがある。しかも、習慣化した行為に関しては無自覚なところが多いので、要注意だ。
 
 ただ、仕事に関していうと、ハッキリしていることがある。それは、仕事の成果である。
 
けじめのある人の仕事は、始末が良く、安心できる。つまり、期待外れがないのである。
一方、だらしない人の仕事は危なっかしくて、不安が残る。
 
 ましてや、経営においては、もっと明暗がハッキリするので、心してかかる必要がある。
“けじめ”のない経営をしていると、組織にほころびが生じ、いずれどこかで破綻する・・・。
 今日的な経営環境においては、企業間格差が生じるのは否めない。ちょっとした“けじめ”のゆるみが大事に至る。油断は大敵である。
 例えば、赤字決算・・・。経営者だったら誰もが嫌がる現象であるに違いない。
しかし、人間って恐ろしいもので、一期、二期と続けているうちに、その状態に慣れてしまう。病気でもそうだ。
初期の段階で“けじめ”をつけて、キチンとした心掛けをもって対処すれば治るはずだったのに、つい油断してしまい、取り返しがつかないところまでいってしまう。
 
 “けじめ”というと、物事の区分、節度や責任といった言葉が思い浮かぶ。これは、普段の心掛けだと思う。
しっかりとした躾を身につけて、“けじめ”のある一日一日を過ごしたいと思う。
 
”考える言葉”シリーズ(19‐24)
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