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考える言葉

 

差をうめる

 
1997年06月02日(月)

 今月の月間目標のテ-マは『差をうめろ』である。そこで、差とは何かを少し考えてみたい。
 理想(あるべき姿)と現実(現状)とのギャップ(隔たり)の事である。理想を実現するためには、解決しなければならない多くの問題が存在している。
つまり、差とは問題の事であり、問題意識を持つことによって、差は初めて認識されるといえよう。
 差(問題)を認識することは、人間が成長するために極めて重要なことである。
しかし差(問題)を正しく認識してる人は意外と少ない。何故か?次の二つの理由が考えられよう。
 
 
 (1)目的・目標を明確に描けていない
 (2)現状認識の甘さ
 
 
 人間、惰性で生きていてはいけないと思う。物事に慣れてしまうと差(問題)が見えな
くなる。そして、段々とエネルギ-が小さくなっていき無気力症候群に陥るから怖い。
 私達にはどうしても達成したい大きな夢がある。共有、共感、共鳴しうる目的がある。
そして、各自が自らの必達目標を自覚している。つまり、私達は成長するためには何をなすべきかを十分に理解している。
 差(問題)を正しく認識できれば、その差(問題)はすでに問題でも何でもないのである。
 人間の持つ無限の可能性を一人一人が信じて、全員で頑張れば出来ない事は何もないのである。