本文へ移動

考える言葉

 

リ-ダ-シップ

 
1997年12月08日(月)

 目標を達成するためには、人の協力が必要であり、それを得るための働きかけをリ-ダ-シップという。その意味でリ-ダ-シップはひとり集団のリ-ダ-にのみ求められるものでなく、人の理解と協力を要する者すべてに求められるものであろう。
 リ-ダ-シップの本質は何か。大変難しい課題であるが、目的集団である企業組織の中においては“権力”と“権威”の二つの要素において成り立っていると考えられる。

 権力と権威、それはどう違うのか。
 
 権力は地位に与えられているものであり、大臣とか社長といった地位につくと自動的に発生する。権威は人格や個人的資質に結び付いたものであり、その個人の実績、見識、人間的魅力などによって裏打ちされたものである。
 
 部下からなめられたり、バカにされたりしたら、もはやリ-ダ-シップは発揮できない。したがって上司は愛されるよりは、まず恐れられなくてはならない。そのパワ-の源泉はやはり“権力”であろう。
 権力がなければ組織は動かない。かといって権力を乱用すれば、その組織はいずれ滅びてしまう。
 
 そこで愛され、慕われ、親しまれるという側面から自発的に動いてもらうためには権威が必要となってくる。
 “権力をもって恐れさせ、権威をもって心服させる”これがリ-ダ-シップの本質といえよう。
 リ-ダ-(上司)は、権力は腐敗する、権威は粉飾できないという大前提に立って、常に自省することが大切である。
 
 地位による権力を取ったら、自分に何が残るのか。
 裸の自分にどれほどの権威があるのかと常に自問自答すべきであろう。
 
  (1)権力をもって恐れさせ、権威をもって心服させる
  (2)権力は腐敗する、権威は粉飾できない
  (3)裸の自分にどれほどの権威があるのか