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考える言葉

 

面白い

 
2022年10月10日(月)

 先週(10月7日)、『IG経営塾主催の特別企画セミナー』を出島メッセ長崎コンベンションホールで開催した。
 コロナ禍で中断されていた来場型セミナーだったが、3年ぶりに復活。約200名近くのご参加者に来て頂き、盛況のうちに無事終了することができた。
 セミナー会場の両隣のホールでは、『長崎くんち展』が開催されており時々囃子の音が聞こえていたが、そこは長崎っ子、心地よく講演はできたと思う。
 さて、IGセミナーの内容について少し紹介をしたい。
第一部(13:35~14:35) 講演 『ハイブリッド思考でチームワークの次元を変える~シナジー効果を意識する』(講師:岩永經世)
 小生が講師を務め、IG会計グループの今年度における基本方針への取り組みと展開の内容について、話しをさせて頂いた。
 良好なチームワークを発揮し、個人の限界を超えた仕事を通して社会的インフラとしての役割を担っていける存在になろうという提案である。
第二部(14:50~16:30) ディスカッション『面白いを仕事にするチームのつくり方』  
出演者は次の通りだ。
 ファシリテーター:株式会社Better 代表取締役 鳥巣智行 氏
 パネリスト: 株式会社岩㟢紙器 代表取締役 岩㟢 大貴氏
 株式会社スチームシップ CEO 藤山 雷太氏
 一般社団法人東彼杵ひとこともの公社 代表理事 森 一峻 氏
 いずれも、地元長崎で活躍している若手経営者ばかりである。彼らに共通している点は、自社でそれぞれの“面白い”を仕事にして成長してきた企業ばかりである。
 さらに、自社に留まらず、組織の垣根を超えた“面白い”を仕事にしたチームを形成し、新たなビジネスモデルに発展させていく取り組みをしているところが素晴らしい価値観の持ち主ばかりだと感じた。それぞれの地域の活性化にも相当の貢献をしてくものだと期待している。
 21世紀は「パラダイムシフトの時代」であるといわれて久しい。それが、変化と多様性というキーワードにつながり、時代が進化していくのであろう。
 若い人たちの柔軟なパラダイムが、変化と多様性に適応して、様々な“おもしろい”を発掘し、ニュービジネスを生み出していくのであろう。アフターコロナ時代を切り拓いていく世代の台頭が楽しく思えたディカッションだったと思う。

                   ”考える言葉”シリーズ(22‐39)